小鍋会ぷらす(7)報告 新池袋モンパルナス西口まちかど回遊美術館
新池袋モンパルナス西口まちかど回遊美術館 小林俊史さん
「芸術家が芸術家らしく生きられるまち」
昭和のはじめから敗戦まで、池袋西口から椎名町周辺にあった芸術家たちの集落
ある価値観の人々が選択して集まり住む。「選択縁」のまち。
価値観を共有しているからこそ、助け合い、心を開き、刺激しあう。
選択縁の新しい町は都市部の郊外(当時)ならではの現象だったのだろう。(谷中や馬込の文士村も同時期)
「都市のもつ余剰空間」=「育み・支える度量の深さ」
底抜けにあかるく、周りの人の幸せを心から願う低地下町気質とはまた違う、共助し、文化を醸成する山の手の下町。
・職住近接
・価値観の共有
・住む場所を自らの意思で選択
・余剰空間
今、まちを楽しんでいる人たちがキーにしていることだと感じました。
今年で9回目。
まちのお祭りとしては大成功、今後はアート系に評価されるようにとの夢を語ってくださった。
町の成り立ちから「まちの人が楽しむ」回遊美術館は、このままきっと文化を醸成するんだろうと、小林さんの熱い熱いお話をおうかがいして思いました。
本日の鍋の協力産地・店
すっぽん(愛媛のアンテナショップいよかん)