小鍋会ぷらす(7)報告 新池袋モンパルナス西口まちかど回遊美術館
新池袋モンパルナス西口まちかど回遊美術館 小林俊史さん
「芸術家が芸術家らしく生きられるまち」
昭和のはじめから敗戦まで、池袋西口から椎名町周辺にあった芸術家たちの集落
ある価値観の人々が選択して集まり住む。「選択縁」のまち。
価値観を共有しているからこそ、助け合い、心を開き、刺激しあう。
選択縁の新しい町は都市部の郊外(当時)ならではの現象だったのだろう。(谷中や馬込の文士村も同時期)
「都市のもつ余剰空間」=「育み・支える度量の深さ」
底抜けにあかるく、周りの人の幸せを心から願う低地下町気質とはまた違う、共助し、文化を醸成する山の手の下町。
・職住近接
・価値観の共有
・住む場所を自らの意思で選択
・余剰空間
今、まちを楽しんでいる人たちがキーにしていることだと感じました。
今年で9回目。
まちのお祭りとしては大成功、今後はアート系に評価されるようにとの夢を語ってくださった。
町の成り立ちから「まちの人が楽しむ」回遊美術館は、このままきっと文化を醸成するんだろうと、小林さんの熱い熱いお話をおうかがいして思いました。
本日の鍋の協力産地・店
すっぽん(愛媛のアンテナショップいよかん)
小鍋会ぷらす(6)報告絵地図師・散歩屋 高橋美江さんの
絵地図師・散歩屋高橋美江さんの会は、とてもライブ感あふれる会となりました!
結果。対面型の小鍋会史上初の試みに☆
美江さんのお話を聞き、伝えること(伝え方)の大切さへのこだわりは、グラフィックデザイナーの視点ならではなのだと思いました。
持ってる情報を取捨選択することは、とても力の要ることです。
その時に、、。
How。
相手がなにを望んでいるのか、どうやるのか。どう見せるのか。
冷静な判断をする。
とても勉強になった会でした!
ありがとうございました!
※
カムジャタンはこれまた絶品で!
真理子店長。朴ちゃん。ちびっ子。ありがとうございました。
手伝ってくれた直美さんも感謝です!
沖永良部島の黒糖焼酎「天下一」を入手してくれた高梨さん!ありがとうございました!
※鍋奉行としては
紹介し合える友だちの友だち。
そんな、顔の見えるつながりと緩さを保って進めて行きたいと思いました!
ひき続きよろしくお願い申し上げます。m(_ _)m
小鍋会ぷらす(4)【まちの見方・まちあるき】のご報告
今回も本当に楽しく、刺激的なお話でした。
やっぱり、加藤さんたちミツバチの活動は、まちに風を、変化つくると感じました。
ミツバチは起爆力、単発力があってこそですね。
受け取る側は、外からやってもらって当たり前ではなく、それをチャンスと受けとれるようになる。
そういうように、支援できるように精進していきたいと思います。
会場の方から、模索ながら進めている加藤さんの活動に対し、「まちづくりイベントに理由を付けない。単発なイベントは、徹底的に単発で突き抜けた方がよい。だからそれで良い、とても価値がある。」との意見もありました。
まちあるき・まちイベント・小さなメディア、、、まちを磨き上げる様々な事象に期待が寄せられているんだとかんじました。
企業成長に例えた方もいらっしゃいましたが、立ち上げ、安定化、拡大、変革、たたむ、それぞれの段階にそれぞれに必要な人材がいる。
縮退しつつある日本はこれからどんな人材が必要なのかなあと、思いを馳せました。
なにより、加藤さんが楽しく気持ちよくお話しして下さったとのことで、嬉しかったです。ありがとうございました。
※
「石のスープ」が様々なバージョンがあることは、とても感慨深かったです。
同じ行為や手法でも、目的が異なれば、みんなが共有の幸福感、、詐欺(サービスの付加価値の神髄とも言えるかもしれないですが)
住民主体のまちづくりをご支援していて、リーダーの方の資質が重要と感じます。
たとえ口では、自分のビジネスのためと言っても、「自分の幸せは、まちのみんなが幸せなこと」という心根をもってる方がいるまちは、まちづくりが進むと感じています。
http://www.amazon.co.jp/しあわせの石のスープ-ジョン・J-ミュース/dp/4577029669
※本日の鍋は
那須の春キャベツと「こめ育ち豚」のニンニク鍋
みなさんニンニク大丈夫ですか?(笑)... 実はみんなで11玉食べました。
こめ育ち平牧三元豚:平田牧場/山形県酒田市
http://www.hiraboku.com/
野菜:(株)free farm+渋井農業研究所/栃木県那須
※毎週土曜日 アークヒルズ カラヤン広場のマルシェで出店中
「こめ育ち豚」とは?
食糧自給や環境活動の一環として、稲作農家と提携、減反田に作付けした飼料用米をトウモロコシの代替飼料として利用する。
小鍋会ぷらす(4)【まちの見方・まちあるき】
テーマ:鍋を囲む【まちあるきシリーズ】
ゲスト:加藤文俊さん(慶應義塾大学環境情報学部教授)
日時:6月8日(金)19時〜
鍋:那須の春キャベツとこめ育ち豚のニンニク鍋
(味付けは各自)
内容:
せっかく「小鍋会ぷらす」にお声がけいただいたので、鍋つながりということで、最近スタートさせた「カレーキャラバン」というプロジェクトについて紹介したいと思います。くわしいことは当日お話ししますが、たんにカレーが好き…ということではありません。いちおう「まちあるきシリーズ」なので、カレーの話からはじめて、まちを歩くこと、人と出会うことなどに(ちょっと強引に)つなげたいと思います。
加藤 文俊(かとう ふみとし)
慶應義塾大学 環境情報学部 教授。1962年京都生まれ。2003年から「場のチカラ プロジェクト」を主宰。ここ5年ほどは、学生たちとともに、柴又、金沢、坂出、函館、宇宿、佐原、豊橋、小諸、家島、釜石、高崎、桑名、首里、上山、浜松、三宅島、などでフィールド調査をすすめている。近著に『キャンプ論:あたらしいフィールドワーク』(慶應義塾大学出版会, 2009)がある。
URL http://fklab.net/
tweets @who_me
会費:2000円+ご自分の呑まれるお酒
持ち物:My箸My取皿Myおちょこ
(お忘れの方は紙皿などで対応させていただきます)。
お申し込み:鍋の準備がございます。、鍋奉行田邊まで出欠の意向をおしらせください。
注意事項:満員御礼の場合は、期限に限らずお断りする可能性もございます。ご了承下さい。
小鍋会ぷらす(3)【景観】のご報告
今回も大満足なお話でした!
前の用途をにとらわれない再活用。
ある見方からすれば、合理的。効率的。でも別な見方をすれば、とっても不合理で非効率。
根底に「再活用するのが当然」というゆるぎない心が無ければ、日本だったら実現しないプロジェクトが多いのかな。。。と感じました。
日本なら、壊す壊さないの比較検討からはじめる気がします。
「見方を変えて価値を生む」本当にすばらしいレクチャーありがとうございました!
お話をしてくださる八馬さん。
まずはパリのルーブル美術館の増築部分。リノベーションの合意形成を促すために、原寸のモックアップを現地に建設し、プロジェクトの是非を問う社会実験をしていたこと。
オランダの教会を本屋に活用していること。
拘置所をホテルに。
ベルリンの壁の痕跡を緩やかに残している風景。
ドイツの工場のリノベーション。
最後は露天掘り工場の土木的スケールの紹介。
【鍋のご紹介】
今回もまた鍋の写真を撮るのを忘れました!
・岩手県雫石町 南部かしわひっつみ鍋
ひっつみは「引っ摘む」という意味の方言。南部かしわは、軍鶏とロードアイランドの交配種。放し飼いだからおいしい♪
小鍋会ぷらす(3)【景観】
日時:4月20日(金)19時〜
場所:なんてんカフェ
http://www.nantencafe.com/
ゲスト:八馬 智(はちま さとし)
テーマ:欧州ドボクデザイン紀行報告会「見方を変えて価値を生む」
最近見てきた欧州におけるリノベーションやコンバージョンの事例を、主に産業観光の観点から紹介しようと思います。できるだけゆるめに。それらをネタに、みなさんで議論したい。
会費:1000円+ご自分の呑まれるお酒
持ち物:My箸My取皿Myおちょこ
お忘れの方は紙皿などで対応させていただきます。
お申し込み:鍋の準備がございます。4月16日(月)までに、鍋奉行田邊まで出欠の意向をおしらせください。
注意事項:満員御礼の場合は、期限に限らずお断りする可能性もございます。ご了承下さい。
八馬 智(はちま さとし)/千葉工業大学工学部デザイン科学科准教授(4月より着任予定)
1969年、千葉県生まれ。千葉大学工業意匠学修士課程修了後、(株)ドーコンにて道路や橋梁などの土木施設のデザインに従事。千葉大学デザイン学科助教を経て、2012年より現職。専門は都市、土木構造物、産業観光などを対象とする景観デザイン。主な設計作品に小樽市堺町本通、角館町角館バイパス、韓国唐津郡草落橋など。
小鍋会ぷらす(2)ご報告
今回も!大変すばらしいレクチャーでした!
未だ興奮冷めやらぬで、落ち着いてから、詳細記事をアップさせて頂きます。
デザインするのはプロセスではなく結果でもなく、その先にあるのだと感じました。
効果を見据えてこそのデザイン。
気づきかた、伝えかた、届けかたは、は恐縮ですが、私と共通のテーマと感じました。
お鍋を食べながら、妻有つながりで、2009年南雲原で結婚式を挙げられた三ッ口さんのDVD 南雲 由子さんのアートイベントの一貫。
http://yukonagumo.net/yukonagumo/works/peji/Scrap_and_Bride_2009.html
中越地震の復興プロジェクトとしての位置づけも。
そして本題、、ツールド妻有のレクチャーが始まりました。
2000年妻有アートトリエンナーレに作家として参加した経験から、「つなぐ」ことをテーマにしたイベントを企画。
お話しを下さる、伊藤さん。
アートフロント北川フラムさんに提案した時のフォトモンタージュ
標高と平面(ルート)を視覚化したオブジェ
2010年には参加者500人!圧巻です。
【感想】
後日、色々考えてから書きます!
【本日のお鍋】
大船渡市の朝どれワカメと漁師直伝タコのしゃぶしゃぶ
うまかった!
【三陸とれたて市場】http://www.sanrikutoretate.com/